日本株 夕刊|日経平均は大幅高、でもTOPIXは小幅安。今日見つけたのは「AIを支える電源」【2026年9月18日】
日銀利上げ後の円安と、AI・半導体に偏った株高。コーセルの電源、Synspectiveの衛星、工場AIを読み解きます。

情報基準:2026年9月18日(金)16:00ごろ
こんにちは、ぱんだ塾長です🐼
🐼 この記事で分かること
日銀が政策金利を1.25%へ上げたのに、なぜ円安・日経平均高になったのか
日経平均が大きく上がっているのに、実は値下がり銘柄の方が多かった理由
AI・半導体需要から見つけた「電源」「宇宙」「工場AI」の注目企業
5連休中に何を見て、次の東京市場に備えるか
今日の相場の特徴はかなりはっきりしています。
日経平均は約1,000円高。
でもTOPIXはマイナス。
15時時点では東証プライムの値上がり524銘柄に対し、値下がり973銘柄。アドバンテスト1社だけで日経平均を約500円押し上げていました。
つまり今日は、
「日本株全体が強かった」ではなく、AI・半導体の一部が日経平均を大きく押し上げた日
と見る方が実態に近いです。
① 🐼 今日の結論|30秒で読める
今日の最大イベントは、もちろん日銀です。
日本銀行は政策金利を、
1.00% → 1.25%
へ引き上げました。
賛成7、反対2。
1.25%は約31年ぶりの高水準です。新しい金利は、5連休明けの9月24日から適用されます。
普通なら、
日本の金利が上がる
→ 円が買われる
→ 円高
を想像します。
ところが実際には逆でした。
ドル円は日銀発表後、157円台まで円安へ進みました。
市場は利上げそのものより、2人の委員が反対したことや、その後の追加利上げを急ぐ強いメッセージがなかったことを重く見ています。
そして円安+前日の米ハイテク株高を受けて、
アドバンテスト
東京エレクトロン
キオクシア
イビデン
ソフトバンクグループ
などが上昇。
日経平均を一気に押し上げました。
ただ、今日一番気になったのは日銀でも大型半導体株でもありません。
🥇 今日一番の発見:コーセル(6905)
です。
一言でいうと、
半導体製造装置や工場の機械に「安定した電気」を供給する会社。
今日発表した第1四半期決算では、前年同期に赤字だった経常利益が5.8億円の黒字へ転換。
さらに通期の経常利益予想を、
15.39億円 → 24億円
へ55.9%上方修正しました。
会社が理由として挙げているのが、
生成AI関連の旺盛な需要
→ 半導体製造装置関連の需要増加
です。
昨日は半導体工場の「水」でオルガノを見つけました。
今日は、
半導体工場・製造装置の「電源」
です。
AIブームを見る時に、
GPUだけを見る
↓
半導体製造装置を見る
↓
その装置を動かす電源まで見る
と、一段深いところに企業が出てきます。
今日のコーセル終値は 1,371円、+3.86%でした。
② 📊 今日の日本株で何が起きた?
今日はかなり面白い相場でした。
朝は前日の米国株高を受け、日経平均が+545円でスタート。
前日の米国市場ではNASDAQが+1.69%、半導体株指数のSOXが+3.14%。
原油価格が下がり、米10年国債利回りも5%を下回ったことがAI・半導体株の買い戻しにつながりました。
その後、11時54分に日銀が利上げを発表。
政策金利を1.25%へ引き上げました。
ところが円は上がらず、むしろ円安。
後場寄りではドル円が157円近辺へ動き、日経平均は前場終値からさらに上昇しました。
一時の日経平均は 65,436.57円まで上昇しています。
でも、ここで日経平均だけを見ると今日の相場を読み違えます。
15時時点では、
値上がり524銘柄
値下がり973銘柄
でした。
しかも33業種中、上昇していたのはわずか9業種。
アドバンテストだけで日経平均を約500円、東京エレクトロンも約209円押し上げています。
つまり今日は、
AI・半導体の超大型株だけかなり強い
↓
それ以外はむしろ弱い銘柄が多い
という、かなり偏った相場でした。
これは今後の銘柄探しでは重要です。
「日経平均が1,000円上がったから、もう押し目は終わった」
とは考えなくていい。
むしろ指数の裏側には、まだ弱い銘柄がたくさんあります。
③ 🔍 今日詳しく見たい銘柄
🥇 1位 コーセル(6905)
一言でいうと
半導体製造装置・FA機器などへ電気を供給する「スイッチング電源」の会社。
🔍 どんな会社?
工場設備、半導体製造装置、医療機器、通信機器などに使われる電源装置を作っています。
コンセントから来た電気を、その機械が必要とする電圧へ安定して変換するのが主な役割です。
地味ですが、
機械を動かすなら電源は必要
です。
🔍 なぜ今日注目する?
今日9月18日に第1四半期決算を発表しました。
第1四半期(5月21日〜8月20日)は、
売上高 78.1億円
営業利益 5.45億円
経常利益 5.8億円
となりました。
前年同期は営業赤字3.89億円、経常赤字0.79億円だったので、かなり大きな改善です。
さらに通期経常利益予想を、
15.39億円 → 24億円
へ55.9%引き上げました。
ニュースとどうつながる?
会社自身が、
生成AI関連の旺盛な需要を背景に、半導体製造装置関連の需要が好調
と説明しています。
ここが今日のポイントです。
AI投資というと、
NVIDIA
→ 半導体
→ 半導体製造装置
までを見ることが多い。
でもその装置には、
電源
モーター
センサー
空調
水
配管
など大量の周辺部品が必要です。
コーセルはその中の電源です。
さらにFA関連でも顧客の在庫調整が進み、需要が回復してきています。
今後の注目材料
見たいのは、
半導体製造装置向け需要が何四半期続くか
です。
今回だけの在庫回復なのか。
それとも生成AI投資を背景に2027年以降も続くのか。
ここを次の決算で確認します。
⚠️ 気をつけたい点
業績は大きく上方修正されましたが、半導体製造装置は景気循環の大きい業界です。
AI投資が減速した場合、部品メーカーにも遅れて影響が出ます。
また今日すでに株価は+3.86%。
🐼 今の見方
かなり詳しく調べたい。
単なるAIテーマではなく、
利益が実際に改善し、会社自身がAI需要を上方修正理由に挙げている
のが強いです。
次はPER、過去の利益水準、今回の24億円がどこまで持続可能なのかまで見たいです。
2位 Synspective(290A)
一言でいうと
夜でも雲があっても地上を観測できる、小型SAR衛星を作る会社。
🔍 どんな会社?
小型SAR衛星「StriX」を開発・運用し、その衛星から取得した地球観測データを販売しています。
SARは電波を使うため、普通のカメラ衛星と違い、
夜間
曇天
災害時
でも地表を観測しやすいのが特徴です。
🔍 なぜ今日注目する?
今日9月18日、三菱重工と打上げサービス契約を締結しました。
Synspectiveの小型SAR衛星2機を、2027年に日本の基幹ロケットH3で軌道投入する予定です。
株価は 1,563円、+9.38%でした。
ニュースとどうつながる?
これまでSynspectiveは海外ロケットも利用して衛星を打ち上げてきました。
今回、日本のH3を選んだことで、
衛星を作る会社
+ 日本のロケット
+ 衛星データ利用
が国内でつながります。
会社自身も今回の契約について、
宇宙アクセスの戦略的自律性
を高めるものと説明しています。
つまり宇宙テーマを見る時に、
ロケット会社だけ
ではなく、
ロケットに乗せる衛星
→ 衛星から得たデータ
→ 防災・インフラ・安全保障で使う
ところまで見る必要があります。
今後の注目材料
見るのは衛星の数だけではありません。
衛星データの売上
契約数
コンステレーション構築速度
H3の打上げスケジュール
です。
⚠️ 気をつけたい点
宇宙企業は、衛星開発・打上げに大きな資金が必要です。
打上げ延期や衛星トラブルのリスクもあります。
今日+9.38%なので、ニュースを見てすぐ追うより、次の決算で事業の数字を確認します。
🐼 今の見方
宇宙テーマの継続監視銘柄。
「H3が飛ぶと誰の売上になる?」だけでなく、
H3を使ってサービスを拡大する側
として見たい会社です。
3位 エクサウィザーズ(4259)
一言でいうと
AIをパソコンの中だけでなく、実際の工場へ持っていこうとしている会社。
🔍 どんな会社?
企業向けAIサービスやAIエージェントを開発する会社です。
今日の終値は 955円、+4.71%でした。
🔍 なぜ今日注目する?
昨日9月17日、住友電装との新しい取り組みを発表しました。
工場のカメラ映像や設備データをAIが見て、
異常の予兆を発見する「監査AI」
現場リーダーへ対応を促す「介入AI」
熟練者の知識を学ぶ「レビューAI」
を開発します。
今年度中に海外拠点で実証し、来年度のグローバル展開を目指します。
ニュースとどうつながる?
昨日はTHKなどのロボット本体を見ました。
エクサウィザーズは少し違います。
フィジカルAIというと、
人型ロボット
ばかり注目されますが、
工場にある既存の、
カメラ
センサー
製造設備
へAIを載せる方法もあります。
つまり、
新しいロボットを全部買わなくても、既存工場をAI化できる
可能性があります。
今後の注目材料
まず海外工場での実証結果。
その後、住友電装以外の製造業へ横展開できるかです。
同社は製造・エネルギー分野を起点に、ドローンやロボットメーカーなどとの連携も広げる方針です。
⚠️ 気をつけたい点
今はまだ実証段階です。
「フィジカルAI」という言葉が強くても、売上がすぐ急増するわけではありません。
🐼 今の見方
テーマ発掘としてかなり面白い。
ただし、
実証 → 本採用 → 他社展開 → 継続売上
まで進むかを見ます。
④ 🔍 今日の注目テーマTOP3
1位 AI・半導体の「電源」
昨日は、
半導体工場
→ 超純水
→ オルガノ
を見ました。
今日は、
AI需要
→ 半導体製造装置
→ 電源
→ コーセル
です。
半導体設備が増えれば、
水
電力
電源
冷却
ガス
光通信
など、装置の周りにある企業にも仕事が広がります。
「AI企業を探す」のではなく、
AI設備投資が増えると、何が追加で必要になるのか
を考える方が新しい企業を見つけやすいです。
2位 日銀1.25%でも円安
今日の利上げ後、ドル円は一時157.31円付近まで円安方向へ動きました。
理由は、
利上げしたかどうか
より、
次もすぐ利上げするのか
を市場が見ているからです。
日本銀行は声明で、今後も経済・物価に応じて政策金利を引き上げていく考えを示す一方、タイミングやペースは中東情勢、AI需要、為替などを確認して判断するとしています。
今後は、
1.25%になった
より、
次の1.50%がいつなのか
が市場テーマになります。
3位 宇宙の「打上げ」から「利用」へ
H3ロケットが成功するかだけではなく、
そのロケットで何を運ぶのか
を見る段階に入っています。
今日のSynspectiveは、
H3
→ SAR衛星
→ 地球観測データ
というつながりです。
宇宙関連では、
ロケット
衛星
通信
観測データ
防災
インフラ監視
まで一つの産業として見たいです。
⑤ ⚠️ 暴落・押し目レーダー
🟡 判定:指数は強い。でも「日本株全体が高い」とは言えない
今日はかなり分かりやすいです。
日経平均は15:26時点で+1.66%。
しかしTOPIXは-0.07%。
さらに15時時点では、値下がり銘柄が値上がり銘柄の約2倍ありました。
つまり、
指数だけ高い
≠
日本株全部が高い
です。
そして昨日注目したオルガノ(6368)は今日 12,395円、+3.03%。
2日続けて戻していますが、それでも年初来高値20,145円からは約38%下にあります。年初来安値は9月16日の11,520円です。
会社の受注自体は大きく増えている一方、利益率への警戒で株価が調整しているため、
「本当に押し目なのか」
を引き続き詳しく見る価値があります。
今日のように日経平均が1,000円近く上がる日こそ、
上がっていない優良企業を探す
のが面白いです。
⑥ 📰 重要ニュースTOP5
1位 日銀、政策金利を1.25%へ
日本銀行は政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げました。
賛成7、反対2。
新しい金利は9月24日から適用されます。
さらに日銀は、
基調的な物価上昇率が2%へ近づいている
として、経済・物価情勢に応じ今後も政策金利を引き上げる方針を示しました。
日本株ではどこを見る?
銀行、住宅、不動産、REIT、高PER成長株。
2位 利上げしたのに円は157円台へ
日銀の利上げ後、円は一時1ドル157.31円付近まで下落しました。
2人の委員が据え置きを主張したことで、
日銀は今後も急速には利上げしないのでは
という見方が出ています。
日本株ではどこを見る?
輸出企業には円安が追い風。
一方、輸入原材料やエネルギーを多く使う企業にはコスト要因です。
3位 日本の8月コアCPIは+1.7%
生鮮食品を除く全国消費者物価指数は前年同月比+1.7%。
生鮮食品とエネルギーを除く指数は+1.9%です。
日銀が利上げした一方で、表面的な物価上昇率は2%を下回っています。
だからこそ、
次の利上げを急ぐのか
が今後の焦点になります。
4位 Synspective、H3でSAR衛星2機を打上げへ
Synspectiveが三菱重工と契約。
2027年に自社SAR衛星2機をH3で軌道投入する予定です。
日本株ではどこを見る?
三菱重工だけではなく、
衛星メーカー
衛星データ
宇宙通信
地上局
へ広げます。
5位 米半導体株が大幅反発、SOX+3.14%
前日のNASDAQは+1.69%、SOX指数は+3.14%。
米10年金利が5%を割り、原油価格が下落したことがAI・半導体株の買い戻しにつながりました。
日本株ではどこを見る?
今日は東京エレクトロン、アドバンテスト、キオクシアなどが強くなりました。
ただし指数への寄与が非常に大きいため、
「半導体が上がった=市場全体が強い」
とは考えない方がよさそうです。
⑦ 📊 引け後の重要決算・適時開示
16:00時点で確認できた15:30の開示から、気になったものを見ます。
日本インシュレーション(5368)
上期経常利益予想を、
2.70億円 → 3.79億円
へ40.4%上方修正しました。
ただし前年同期の7億円からは減益で、通期予想10.7億円は据え置いています。
🐼 今の見方
数字だけ見ると「40%上方修正」ですが、
前年より利益が少ない
+ 通期は据え置き
です。
見出しの上方修正率だけで判断しない良い例です。
昭栄薬品(3537)
上期経常利益を、
3.03億円 → 5.20億円
へ71.4%上方修正。
前年同期比44.8%増となり、上期の過去最高益を更新する見通しです。
通期予想6.2億円は今回変更していませんが、会社は「現在精査中」とし、11月11日の中間決算発表時に知らせる予定です。
🐼 今の見方
上期予想5.2億円に対して通期6.2億円ですが、
通期予想は現在精査中
です。
この差だけで下期を慎重に見ているとは決めつけず、11月11日の発表を確認したいです。
アイザワ証券グループ(8708)
未定だった上期配当を48円とする予定を発表しました。
前年同期と同額です。
下期配当は引き続き未定です。
🐼 今の見方
証券会社なので、株式市場の売買代金や相場環境の影響を受けます。
今日は日銀利上げという大きな金融イベントもあったため、今後は証券・銀行など金融株をまとめて比較するのも面白そうです。
⑧ 🐼 ぱんだ塾長の保有株ウォッチ
今日は、実際に保有している銘柄の中から、日銀とAIの両方につながる2社を見ます。
SBIホールディングス(8473)
今日の終値は 3,272円、+0.49%でした。
日銀は政策金利を1.25%へ引き上げました。
銀行事業では、金利上昇によって貸出金利と預金金利の差が広がれば、収益には追い風になります。
ただしSBIには証券、投資、暗号資産などもあります。
長期目線ではどう見る?
見るべきなのは、
銀行事業の金利メリット
VS
株式市場や投資事業への影響
です。
今日SBI株が+0.49%にとどまったのも、
利上げ=金融株全部が急騰
という単純な相場ではなかったことを示しています。
🐼 ぱんだ塾長はどうする?
長期保有のまま。
次は利上げ後の銀行事業の利ざやが、実際にどれくらい改善するかを決算で見ます。
フジクラ(5803)
今日の終値は 4,952円、+1.75%でした。
米国の半導体・AI株が反発したことで、日本でもAI関連株に買い戻しが入りました。
長期目線ではどう見る?
フジクラを見る時に重要なのは、
今日AI株が上がったか
ではなく、
データセンター向け光製品の需要が本当に続くか
です。
AIデータセンターではGPU同士やサーバー同士を高速につなぐため、光通信設備が大量に必要になります。
🐼 ぱんだ塾長はどうする?
長期保有を継続。
今日は+1.75%ですが、短期の上げ下げでは動きません。
次の決算でデータセンター向け受注と供給力増強の進捗を見ます。
⑨ 📅 明日以降に見るポイント
ここは今日はかなり重要です。
東京市場(現物株)は明日9月19日から5連休に入ります。
JPXの休業日では、
9月21日 敬老の日
9月22日 休日
9月23日 秋分の日
となっているため、土日と合わせて19〜23日は取引がありません。
次に東京市場が開くのは9月24日(木)です。
つまり日本株が動かない間にも、
米国株
米金利
ドル円
原油
中東情勢
AI関連ニュース
は動き続けます。
だから次の東京市場は、
5日分の海外材料を一気に織り込む
可能性があります。
特に見る順番は、
ドル円
→ 米10年金利
→ 原油
→ NVIDIAなど米AI株
→ 日経先物
です。
日銀利上げ後なのに円安が続くのか。
それとも連休中に円高へ戻るのか。
ここが9月24日の日本株をかなり左右しそうです。
⑩ 🔭 強気・基本・弱気の3シナリオ
🟢 強気シナリオ
連休中に原油が100ドル方向へ下落。
米10年金利も5%を下回ったまま。
円相場も急激には動かず、米AI株が上昇。
この場合は、
半導体
光通信
データセンター電力
半導体工場インフラ
に再び資金が入りやすくなります。
今日見つけたコーセルに加え、
オルガノ
フジクラ
日東紡
なども継続して見たいです。
🟡 基本シナリオ
今の本線です。
日銀は追加利上げ方針を残す。
でも時期は明言しない。
米金利も4%後半、原油も100ドル超。
すると指数全体が一方向へ進むより、
AI・半導体
銀行
宇宙
防衛
内需
の間を資金が移動する相場になりそうです。
この場合、
コーセル → AI・半導体製造装置の電源
Synspective → 宇宙データ
エクサウィザーズ → 工場フィジカルAI
のような、個別の成長ストーリーを追います。
🔴 弱気シナリオ
連休中に中東情勢が再び悪化。
原油が110ドル方向へ上昇。
米10年金利も再び5%を大きく超える。
さらに日銀の追加利上げ観測で円高が急速に進む。
この場合は、
AI・半導体
輸出株
高PERグロース株
がまとめて売られる可能性があります。
その場合こそ、
業績は伸びているのに市場全体の事情で下がった会社
を探します。
コーセルは、その時に改めて適正価格まで詳しく調べたいです。
オルガノについては、昨日公開したメンバー限定記事で、計算根拠とリスクを含めて適正価格帯を考えています。
👉 オルガノの適正価格は?|利益とリスクから試算(メンバー限定)
⑪ 💡 今日覚えておきたい3つ
1. 日経平均が1,000円上がっても、日本株全体が上がっているとは限らない
今日はその典型です。
日経平均は15:26時点で+1.66%。
でもTOPIXは-0.07%。
15時には値下がり銘柄が値上がり銘柄の約2倍ありました。
だから日経平均だけで、
「今日は強い相場だった」
と判断しない方がいいです。
2. AIブームは「GPUの周り」にどんどん広がる
昨日は超純水。
今日は電源。
AI設備投資は、
GPU
→ 半導体製造装置
→ 光通信
→ 電力
→ 冷却
→ 水
→ 電源
まで広がります。
コーセルの決算は、
AI需要が周辺企業の実際の利益へ波及し始めている
一つの例として面白いです。
3. 利上げしたから円高、とは限らない
市場は、
今日の金利
ではなく、
これから金利がどこまで上がるか
を見ています。
日銀が1.25%へ上げても、次の利上げを急ぐ印象が弱ければ円は売られます。
今日の157円台への円安は、その分かりやすい例です。
🐼 今日の最後の一言
今日一社だけ覚えるなら、コーセル(6905)です。
AI投資の記事を読むと、
NVIDIA
→ GPU
→ 半導体製造装置
までで止まりがちです。
でも、その製造装置を実際に動かすには、
安定した電気を供給する電源
が必要です。
そして今日、コーセル自身が、
「生成AI関連の旺盛な需要を背景に、半導体製造装置関連の需要が好調」
と説明し、通期経常利益を55.9%上方修正しました。
これは単なるテーマではなく、
AI需要
→ 半導体装置
→ 電源需要
→ 利益改善
まで数字でつながり始めています。
だから次は、
コーセルはいくらなら詳しく買いを検討できる水準なのか
PER、利益の持続性、過去の景気循環まで含めて、適正価格を考えてみたい銘柄です。
🐼 続けて読んでくださる方へ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます🐼
ニュースから「次にどの企業の仕事が増えるのか」を一緒に考えながら、毎日の日本株を追っていきます。
「良い会社なのは分かった。でも、いくらなら買いたい?」
今日見つけたコーセルについて、利益の持続性とリスクから、条件付きの価格帯を考えるメンバー限定記事を公開しました。
👉 コーセルの適正価格を考える|今の株価は、どこまで利益成長を期待している?(メンバー限定)「適正価格を考えるメンバープラン」では、夕刊で見つけた企業を、計算根拠とリスク付きで深掘りします。「企業の価値と株価の関係」を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
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