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株の夕刊

日本株 夕刊|日経平均は4日ぶり反発。今日見つけたのは「電力をためて動かす」会社【2026年9月16日】

日経平均は4日ぶり反発。ダイヘンのEMS受注拡大、S&JのAIセキュリティ、富士通の国産CPUとFOMC・日銀会合を読み解きます。

ダイヘン証券コード:6622
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株の夕刊 2026年9月16日。ダイヘン、EMS受注450億円へ拡大見通し
日本株 夕刊|日経平均は4日ぶり反発。今日見つけたのは「電力をためて動かす」会社【2026年9月16日】 / 株の夕刊

情報基準:2026年9月16日(水)16:30ごろ

今日の日経平均は 63,923.00円、+438.90円(+0.69%)。TOPIXも 4,061.72、+24.56(+0.61%)でした。

日経平均は午前中に一時63,209円まで下落しましたが、後場に切り返し、その日の高値で取引を終えました。

東証プライムでも値上がり銘柄が1,048銘柄、値下がりが452銘柄となっており、日本株全体では上昇銘柄の方がかなり多い1日でした。

一方で、ソフトバンクグループは 6,183円、-1.53%、キオクシアは 50,780円、-1.87%。

AI関連の一部にはまだ不安定さが残る一方、ENEOSは 1,474円、+4.99%、三井物産は 5,174円、+2.07%と、エネルギーや商社には資金が入りました。


① 今日の結論|30秒で読める

今日一番気になったのは、日経平均でもFOMCでもなく、日本の電力インフラ周辺で実際に注文が増えていることです。

今日発表された8月の貿易統計では、日本の輸入額が前年同月比 +28.0%。原油高の影響が大きく、貿易赤字は約 1.1兆円になりました。

原油の輸入量は3.6%増に対し、輸入金額は58.7%増。

つまり日本はいま、同じような量のエネルギーを輸入するために、かなり多くのお金を払っている状態です。

だから今後は、

原油を買う
→ 電気を作る

だけではなく、

再生可能エネルギーを増やす
→ 電気をためる
→ 必要な時に使う
→ 電力網を安定させる

ところにも仕事が増えます。

そこで、

🥇 今日一番の発見:ダイヘン(6622)

です。

今日、会社はEMS、つまり電気をうまく管理する事業の受注見通しを公表しました。

2026年度の受注高は、

前年度比 約2.6倍の450億円

を見込み、2030年度には 700億円を目指します。

背景にあるのが、系統用蓄電池です。

これは家庭用の小さな蓄電池ではなく、電力網につないで大量の電気をためる巨大な蓄電池です。

会社によると、2026年度の市場規模は前年度比約1.8倍へ拡大する見通しです。

今日のダイヘン株も 12,350円、+4.40%で取引を終えました。

「蓄電池メーカー」だけではなく、蓄電池を電力網へつなぎ、電気全体を管理する会社を見る。

これはかなり面白いテーマだと思います。


② 今日の日本株で何が起きた?

今日の相場は、

午前はAI関連株の弱さで日経平均が下がる
↓
でも幅広い銘柄は強い
↓
後場に日経平均も切り返す

という1日でした。

日経平均は朝63,672円で始まり、一時 63,209.92円まで下落。

ところが後場に上昇し、最終的には 63,923.00円、+0.69%。しかも終値がその日の高値でした。

TOPIXも +0.61%です。

午前中はソフトバンクグループやキオクシアが日経平均を大きく押し下げていました。

しかし市場全体を見ると、前場の段階から値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を大きく上回っていました。

つまり、

「日経平均が一時下がっていた=日本株全体が弱い」

ではなかったわけです。

背景には、大きく3つあります。

一つ目が原油。

Brent原油は100ドルを大きく超える水準が続いており、中東情勢による供給不安は残っています。

二つ目が金利。

米10年国債利回りは5%近辺。

前日に5%を超えたことで、AIや高PERの成長株には引き続き重い環境です。

三つ目が今夜のFOMC。

米国の中央銀行であるFRBは9月15〜16日に会合を開いており、日本時間17日未明に結果が出ます。

市場では0.25パーセントポイントの利上げ予想がかなり強くなっていますが、16:30時点ではまだ結果は出ていません。

つまり今日は、

FOMC前でAI株には慎重
+ 原油高で資源・エネルギー株は強い
+ それでも日本株全体では買いが優勢

という相場でした。


③ 今日詳しく見たい銘柄

🥇 1位 ダイヘン(6622)

一言でいうと

電気を「作る・ためる・送る・管理する」を支える会社。

どんな会社?

変圧器や配電設備、溶接機、産業用ロボットなどを手掛ける電機メーカーです。

今回注目するのは、その中のエネルギーマネジメント事業です。

なぜ今日注目する?

今日9月16日、会社がEMS事業の受注見通しを発表しました。

2026年度の受注高は 450億円。

前年度比約2.6倍です。

さらに、

2027年度 550億円

2030年度 700億円

まで成長させる計画です。

ニュースとどうつながる?

再生可能エネルギーには弱点があります。

太陽光なら、

昼はたくさん発電する
夜は発電できない。

風力も風次第です。

そこで必要なのが、

余った電気を巨大な蓄電池へためて、必要な時間に送る仕組み

です。

ダイヘンは蓄電池だけではなく、

蓄電池
変圧器
パワーコンディショナー
連系設備
電力制御システム

までまとめて提供しています。

さらに会社によると、2026年度は70カ所を超える蓄電所へ機器を納入する予定で、生産能力も従来比約4倍に増強しています。

ここまで来ると、

「蓄電池市場が伸びそう」

ではなく、

実際に注文が増えている

段階です。

今後の注目材料

一番重要なのは、

450億円の受注が実際にどれくらい利益になるのか

です。

受注だけ伸びても、利益率が低ければ企業価値への影響は限定的です。

気をつけたい点

今日すでに株価は+4.40%。

ニュースを見て今すぐ追うより、今後の決算でEMS事業の売上・営業利益を確認したいです。

また、系統用蓄電池市場が会社予想ほど伸びない可能性もあります。

今の見方

今日一番詳しく調べたい。

「AIデータセンターの電力」だけではなく、日本全体の電力網を安定させる会社という視点で継続監視します。


2位 S&J(5599)

一言でいうと

生成AIを使って、企業へのサイバー攻撃を調べて対応する会社。

どんな会社?

企業向けにサイバー攻撃の監視、事故対応、セキュリティ診断などを行う会社です。

SOCと呼ばれる、企業のシステムを24時間監視するサービスなどを手掛けています。

なぜ注目する?

昨日9月15日、生成AIを組み込んだ新しいセキュリティサービス、

「CSIRT-Pro」

を開始しました。

企業内には、

ログイン履歴
パソコンの操作記録
クラウド利用履歴
セキュリティ警告

など大量のデータがあります。

CSIRT-Proはこれらをまとめて保存し、

「この社員のアカウントで最近おかしい動きを探して」

と自然な言葉でAIへ尋ねると、調査を支援します。

さらに、一度作った対応方法を保存し、次回から自動対応する仕組みも持っています。

ニュースとどうつながる?

AI普及で、

AIそのものを使う会社

は増えています。

しかし同時に、

AIを使ったサイバー攻撃

も増える可能性があります。

そしてセキュリティ業界にはもう一つ問題があります。

人が足りない。

だから、

AIでセキュリティ担当者の仕事を自動化する

という市場はかなり合理的です。

今後の注目材料

見るべきは、

CSIRT-Proの契約企業数

です。

技術が面白いだけではなく、本当に売上が増えるかを確認します。

気をつけたい点

サイバーセキュリティ市場には大手企業が多く、競争は激しいです。

また新サービスを出しただけでは、利益増加はまだ確定していません。

今の見方

かなり面白い小型サイバーセキュリティ株として継続監視。

株価より、次の決算で契約数や売上が見えるかを待ちたいです。


3位 富士通(6702)

一言でいうと

「日本国内で安全にAIを動かしたい」に応える会社。

どんな会社?

ITサービス、サーバー、スーパーコンピューターなどを手掛ける国内大手です。

なぜ注目する?

9月14日に、

FUJITSU-MONAKA

という新しい国産CPUを11月から販売開始すると発表しました。

2nmプロセスを使ったCPUで、AIの「推論」に力を入れています。

推論とは、

AIを学習させる工程

ではなく、

学習済みAIに実際に質問して答えを出させる工程

です。

ChatGPTなどが普及すればするほど、こちらの処理量も増えていきます。

ニュースとどうつながる?

これまでAI半導体というと、

NVIDIAのGPU

が中心でした。

でも企業や政府には、

機密データを国外に出したくない
国内でAIを動かしたい
電気代を抑えたい
サプライチェーンを国内で管理したい

という需要があります。

富士通はCPUを国内で設計・開発し、サーバーを国内で設計・開発・製造して、金融、通信、製造分野などへの販売を狙います。

今後の注目材料

一番大事なのは、

11月以降、実際にどこが採用するか。

性能発表より、データセンター、官公庁、金融などから具体的な導入案件が出てくるかを見ます。

気をつけたい点

CPU市場では世界企業との競争になります。

また「国産AI」というテーマだけで、MONAKAがすぐ富士通全体の利益を大きく変えるとは限りません。

今の見方

テーマはかなり面白い。でも今は受注待ち。

NVIDIAと正面から競う会社というより、「ソブリンAI=自国で安全に管理するAI」という別の市場で見たいです。


④ 今日の注目テーマTOP3

1位 蓄電池は「電気自動車」だけではない

今後かなり覚えておきたいテーマです。

蓄電池というとEVを思い浮かべます。

でも株式市場では今、

系統用蓄電池

という別の市場が拡大しています。

再エネが増えるほど、

発電する時間
≠
電気を使いたい時間

という問題が大きくなります。

そこを埋めるのが巨大蓄電池です。

ダイヘンによれば、2026年度の国内市場は前年度比約1.8倍へ拡大する見通しです。

ここから、

蓄電池
PCS(電力を変換する装置)
変圧器
送電設備
EMS

まで企業を広げて探したいです。


2位 AI投資は「作るAI」から「使うAI」へ

生成AIの初期は、

巨大AIモデルを学習させるGPU

が主役でした。

これからAI利用が一般化すると、

実際に毎日AIを動かす推論
企業へ導入する
セキュリティを守る
消費電力を減らす

ことの重要性が上がります。

今日なら、

富士通 → AI推論
S&J → AIセキュリティ

です。

AIテーマを見る時に、「NVIDIA関連かどうか」だけではなく、

AIを実際に運用すると誰の仕事が増えるのか

まで広げたいです。


3位 今夜FRB、金曜日に日銀

今夜、米国のFOMC結果が出ます。

FRB公式日程では9月15〜16日開催。

市場では0.25パーセントポイント利上げ予想が強くなっています。

そして日本では9月17〜18日に日銀金融政策決定会合。

Reuters調査では、現在1.0%の政策金利を1.25%へ引き上げるとの予想が中心です。

今週は、

企業の業績
+ 金利

の両方を見ないと株価を説明できません。


⑤ 暴落・押し目レーダー

🟡 判定:日本株全体の暴落ではない。AI大型株だけはまだ不安定

今日の日経平均は +0.69%、TOPIXは +0.61%。

東証プライムでも値上がり銘柄が値下がり銘柄を大きく上回りました。

つまり、

「日本株全部が売られている」

状態ではありません。

むしろ注意したいのはAI関連です。

ソフトバンクグループは昨日+7.54%と大きく戻した後、今日は -1.53%。

キオクシアも -1.87%。

まだ値動きが安定していません。

一方、エネルギー・資源株は強い。

なので現在は、

指数全体の押し目を探す

より、

テーマごとに温度差を見る

方が良さそうです。

特に、

AI関連が金利だけを理由にさらに売られた場合

は、事業が伸びている会社だけを選んで詳しく見たいです。


⑥ 重要ニュースTOP5

1位 日本の輸入額が+28%、原油高が直撃

何が起きた?

8月の輸入額は前年同月比 +28.0%。

輸出も+19.3%と伸びましたが、貿易収支は約 1.1兆円の赤字でした。

なぜ重要?

原油高によって、日本から海外へ出ていくお金が増えています。

日本株ではどこを見る?

INPEX、商社など資源関連。

さらに一歩進めて、ダイヘン、日立など国内電力インフラを効率化する企業まで見たいです。


2位 今夜FOMC。米10年金利は5%近辺

何が起きた?

米10年国債利回りは5%近辺で推移しています。

なぜ重要?

国債でも約5%の利回りが得られる環境では、高い株価をつけている成長株への評価が厳しくなります。

日本株ではどこを見る?

ソフトバンクグループ、半導体、AI、グロース株。


3位 日銀は金曜日に1.25%へ利上げするとの予想が中心

何が起きた?

日銀は17〜18日に金融政策決定会合を開催します。

Reutersによれば、市場では1.0%から1.25%への利上げが予想されています。

なぜ重要?

住宅ローン、企業借入、銀行収益、不動産価格まで広く影響します。

日本株ではどこを見る?

銀行にはプラス要因。

不動産や高PER成長株には逆風になりやすいです。


4位 日立、米国で変圧器工場に5.28億ドル投資

何が起きた?

日立エナジーが米ミシシッピ州に新しい変圧器工場を建設します。

投資額は 5億2,800万ドル。

700人以上を雇用し、既存のクリスタルスプリングス工場に対して生産能力を2倍以上に高める計画です。

なぜ重要?

背景にあるのが、

AIデータセンター
電化
送電網更新

による電力設備需要です。

日本株ではどこを見る?

日立だけでなく、ダイヘン、明電舎、東光高岳など、変圧器・送配電設備の企業へ広げて見たいです。


5位 ダイヘン、EMS受注を前年度比2.6倍へ

何が起きた?

系統用蓄電池市場の拡大を背景に、EMS事業の2026年度受注高を450億円へ拡大する見通しです。

なぜ重要?

再エネが増えるほど電力網を安定させる設備への投資が必要になります。

日本株ではどこを見る?

ダイヘンを起点に、

蓄電池 → 変圧器 → 電力制御 → 送電網

というテーマ全体を追います。


⑦ 引け後の重要決算・適時開示

16:30時点で、今日は小型株の上方修正に気になるものがありました。

ミタチ産業(3321)

15:30に業績予想を上方修正。

上期の経常利益予想を 10億円→16億円へ60%引き上げました。

通期についても、

21億円→27億円

へ上方修正しています。

理由として会社側は、

自動車分野の国内外販売が堅調
+ 産業機器分野のEMS受注も堅調

と説明しています。

今の見方

明日の株価を追いかけるより、どの顧客・製品が利益改善を支えているのか詳しく確認したい。


クニミネ工業(5388)

こちらも15:30に上方修正。

上期経常利益を、

6.5億円→8.5億円

へ引き上げました。

通期も、

20億円→22億円

へ上方修正しました。

主力は「ベントナイト」という特殊な粘土ですが、今回の上方修正を支えたのは、採算性の高いアグリ事業の受託加工です。

農薬需要が堅調で、除草剤や殺虫・殺菌剤の受注が計画を上回りました。

今の見方

かなり地味な会社ですが、こういう目立たない素材企業の利益改善は後から詳しく調べる価値があります。


⑧ 🐼 ぱんだ塾長の保有株ウォッチ

今日は、実際に保有している銘柄の中から、ニュースとの関係が強い2銘柄だけ見ます。

日立製作所(6501)

今日の一番大きな材料は、米国での変圧器新工場への5.28億ドル投資です。

日立エナジーは、この工場を含め米国製造拡大へ約15億ドルを投じる計画です。

背景には、

AIデータセンター
送電網更新
電化

があります。

長期目線ではどう見る?

かなり分かりやすい長期テーマです。

AIデータセンターを作っても、

電気を送る設備がなければ動きません。

しかも変圧器は、データセンターや送電網投資が増えるほど必要になります。

日立は「AI企業」というより、AI時代の電力インフラ企業として見る価値があります。

🐼 ぱんだ塾長はどうする?

長期保有を継続。

ただし新工場の稼働には時間がかかるので、今日のニュースだけで短期的な利益急増を期待しません。

今後は日立エナジーの受注と利益率を確認します。


三井物産(8031)

今日は 5,174円、+2.07%。

資源・エネルギー関連が強い1日でした。

原油高は、エネルギーやLNGなどに強い総合商社には追い風になる部分があります。

長期目線ではどう見る?

ただし、

原油が高い=商社なら必ずもうかる

ではありません。

資源価格が上がれば利益には追い風ですが、世界景気が悪化すれば鉄鉱石など他の商品には逆風になる可能性があります。

🐼 ぱんだ塾長はどうする?

長期保有としてそのまま。

原油100ドル超という短期材料より、

資源利益+非資源事業+株主還元

のバランスを見ます。


⑨ 明日以降に見るポイント

明日の東京市場で最優先なのは、今夜のFOMC結果です。

FRBが0.25パーセントポイント利上げすること自体はかなり織り込まれています。

なので本当に重要なのは、

今回上げるか

より、

この先さらに何回上げる可能性があるのか

です。

明日は、

米10年金利
→ ドル円
→ ソフトバンクグループ・半導体
→ 銀行株
→ 日立・ダイヘンなど電力インフラ

の順で確認します。

さらに明日17日から日銀会合が始まり、結果は18日に出ます。

ここから2日間は、企業ニュースより中央銀行の発言で株価が動きやすい時間帯です。


⑩ 強気・基本・弱気の3シナリオ

🟢 強気シナリオ

FRBが利上げしても、今後の追加利上げには慎重な姿勢。

米10年金利が5%を割れ、原油も100ドル方向へ落ち着く。

この場合、

ソフトバンクグループ
キオクシア
フジクラ
富士通

などAI・半導体関連には買い戻しが入りやすくなります。

ダイヘンや日立の電力インフラテーマはそのまま継続します。


🟡 基本シナリオ

これが今の本線です。

米国は0.25パーセントポイント利上げ。

日本も1.25%へ利上げ。

原油は100ドル超。

でもAI投資や電力設備投資は続く。

すると、

指数全体を見る相場

より、

実際に受注が増えている企業を選ぶ相場

になりやすいです。

その場合、

ダイヘン
日立
S&J
富士通

のように、

「ニュースが将来期待だけで終わらず、受注・製品・設備投資へ進んでいる会社」

を優先して見ます。


🔴 弱気シナリオ

FRBが予想以上に強い利上げ姿勢。

米10年金利が5%を大きく超える。

さらに原油が110ドル以上へ。

この場合は、

ソフトバンクグループ
キオクシア
高PERのAI・グロース株

にはもう一段の下落があり得ます。

ただし、その場合もダイヘンや日立など、実際に注文が増えている電力インフラ企業まで一緒に売られるなら、詳しく調べる価値のある押し目になります。


⑪ 今日覚えておきたい3つ

1. 前場の数字と終値はまったく違うことがある

今日はまさにその典型です。

午前の日経平均は一時マイナスでした。

しかし最終的には、

63,923円、+0.69%

まで戻り、その日の高値で終わりました。

夕刊では、必ず15:30の確定終値を使う必要があります。


2. 再エネが増えるほど「蓄電する会社」の仕事が増える

太陽光や風力は発電量が一定ではありません。

だから再エネの割合が増えるほど、

作る技術

だけでなく、

ためる
変換する
送る
制御する

技術が重要になります。

ダイヘンを調べる時は、この電力システム全体を見るのがポイントです。


3. AIデータセンター需要は半導体だけでは終わらない

AIサーバーが増えると、

半導体
→ 光通信
→ 冷却
→ 発電
→ 変圧器
→ 送電網
→ 蓄電池

まで仕事が広がります。

今日の日立の変圧器工場とダイヘンの系統用蓄電池は、まさにその例です。

「AI企業を探す」のではなく、

AIが増えることで何が足りなくなるか

を考えると、まだ見つかっていない企業を発掘しやすくなります。


⑫ 情報源・参考URL一覧

公的機関・企業公式

市場・株価・報道


今日の最後の一言

今日一社だけ覚えるなら、ダイヘン(6622)です。

昨日までは、

AI
→ データセンター
→ 電力

という流れを見ていました。

今日はそこからさらに一つ先へ進みます。

電力需要が増える
→ 再エネも増やす
→ でも発電量が安定しない
→ 巨大蓄電池へためる
→ 電力網全体を制御する設備が必要になる

ここにダイヘンがいます。

しかも今回は単なる「将来伸びそう」というテーマではなく、

受注高が前年度比約2.6倍の450億円になる見通し

という具体的な数字が出ています。

こういう、ニュースの裏側で実際に仕事が増えている会社を引き続き優先して探していきたいです。

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